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快晴のち雨

お風呂から上がるとシャンダラーランチに戻って夕食の準備。

今日の夕食はトナカイソーセージ入りのカレー。
たけなべ にとっては初のワイルドミート。トナカイ100%のソーセージではありませんが興味津々です。

トナカイソーセージのカレー

ソーセージのお味は、特に臭みも無く、唐辛子が効いていて美味。けど、何も言われなければ普通のソーセージと思って、スルーしちゃうかも。。。

夕食の後は、オーロラに期待です。
上空は雲ひとつ無い青空。オーロラ予報は良くないですが、これならオーロラ期待できるかも。

夕方は快晴が、夜は曇天

ですが、みなさんと歓談しながら暗くなるのを待っていると、南の方角から雲が流れてきて怪しい空模様。
あっという間に上空は雲に覆われてしまい、まったく星は見えません。
夜半過ぎには雨も降り始めて、オーロラは見えず。

日中はあんなに晴れてたのに...残念。

朝寝坊

5日目の朝、たけなべ は「オーロラの見張り番」をしていたこともあって少し寝坊。
シャワーを浴びて身支度を整えた頃には、すでに他の皆さんが朝食を準備してくださっていました。

あぁ、手伝わずにスミマセン。本当にありがとうございます。

朝食~

朝食を終えるとお昼のお弁当(おにぎり)を作って、エンジェルロックのハイキングに出発。
チェナロードを車で30分ほど走って、トレイルの入口に到着。

いよいよ一番心配していたエンジェルロックへのハイキングが始まります。

食事の後片付けを終える頃には外も暗くなり始め、いよいよオーロラ鑑賞!
...と行きたい所でしたが、いつの間にか空一面に雲が拡がっています。
ポツポツと明るい星は見えますが...。

オーロラが出たら皆さんを起こすということで見張っていましたが、見えるのは筋雲に反射するフェアバンクスの街灯りのみ。
(俗に「フェアバンクスのオーロラ」と呼ばれているそうです)

筋雲に反射する街灯り

この日は午前5時くらいまで粘りましたが、結局雲が晴れることはありませんでした。

二時間押し

アラスカ大学博物館

フェアバンクスに到着後、まずはアラスカ大学博物館へ。たけなべ は3回目の訪問。
さすがに見るとこ無いよな...と思っていたのですが、2階の展示室は見たことが無かった(というより2階に展示室があることさえ知らなかった)ので、結構楽しめました。

ゴールデンハートパーク

その後、ドリームキャッチャーを買いたいというKさんのリクエストに応えるため、ダウンタウンのギフトショップへ。この時点で午後6時。
「そろそろ急がないと...」と時間を気にし始めた安藤さん。

セーフウェイ

ドリームキャッチャーをゲットした後、ベントリーモールのSAFEWAYに移動。
今日、明日の食材を調達して、シャンダラーランチに到着したのは午後8時。

シャンダラーランチ

オーナーのキースさんはハンティングで不在でしたが、奥さんのベルマさんはお孫さんと首を長くして待っておられました。

夕食の準備が終って、食べ始めたのは夜の9時30分。

夕食~

「予定より二時間押し」と安藤さんは少々凹み気味ですが、みんな楽しんでますよ!

アラスカの主要産業

しばらくすると道路の右側が開けてきて、滑走路に軍用機が整列している姿が見えてきました。全米で最北のアイルソン空軍基地です。
ここは日本や韓国に配備される戦闘機の経由地にもなっている重要な拠点だそうです。

空軍基地に整然と並ぶ軍用機。

アラスカは第二次世界大戦の頃から重要な軍事拠点で、冷戦が終結した今でも軍関係の施設が至る所に点在しています。
安藤さん曰く「石油、観光に匹敵するアラスカの主要産業」だそうですから...。

空軍基地のメインゲートを通過すると、アラスカ鉄道の支線がハイウェイと並行して走っているのが見えるようになって来ました。
10分ほど走ると道路の左側には見慣れたサンタクロースの人形。
ノースポールの街を通過すると、フェアバンクスもすぐソコです。

東京から飛行機で到着するとフェアバンクスって田舎だなぁと感じるのですが、アラスカをドライブして到着するとフェアバンクスって大都会に感じます。

恒例となりましたが...

ホテルに戻ってきたのは午前3時すぎ。ホテルの出発は午前5時30分なので、出発まで2時間くらいしかありません。恒例となりましたが、いつも以上に慌ただしい出発です。

身支度を整えて、荷物をスーツケースに詰め終えると、すでに時計は午前5時を回っています。教わっていた場所にレンタルの防寒着を返し、預けておいたスモークサーモンも受け取り、チェックアウト完了...。なんとか間に合いました。
ホテルのロビーでしばらく佇んでいると、A&Pのガイドさんが見送りに来てくださいました。朝早い時間からスミマセン。空港まで送ってもらい、カウンターでチェックイン。無事、日本に帰れそうです。

ここでガイドさんから「オーロラ証明書」のプレゼント。個人旅行だとビジターセンターに行かないと貰えないと思っていただけに、とても嬉しいプレゼントでした。しかも2006-2007年シーズンからの新デザイン!
旅行中のお礼とともに、再会の約束をしてセキュリティチェックに向かうのでした...。

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相変わらずの厳しいセキュリティチェックを抜けると、お土産を買うためにギフトショップへ。
学会帰りの先生方も同じ便で帰国されるらしく、ギフトショップの中では日本語が飛び交っています。店員さんも「オハヨウゴザイマス」「ドウモ、アリガトウ」。
直行便でも無いのに店内では日本語が飛び交っています。直行便の時との違いといえば、人が少ないので、のんびり買い物が出来ることでしょうか。

たけなべがアラスカに行った際のお土産の定番となりつつある、チョコとお茶を買って搭乗ゲートへ。

再びオーロラ・ロッジへ

Santa's Smokehouseのスモークサーモンは、フロントで冷蔵庫に預かってもらい、夕方過ぎまでロビーでインターネット。
夕食を済ませた後は、明日の出発に備えて荷物をスーツケースに詰めます......が、要領の悪さも手伝って、あっという間にオーロラツアーの出発時間。

急いでオーロラツアーの準備をしてロビーへ。今日も誠さんのピックアップ。
今日は自分を除くとアメリカ人の女性2人組のみ。誠さんのお話だと「今年は外国人のお客さんも、かなり増えている」のだとか。そういえば昨晩も一昨晩も外国の方がいらしたし、コールドフットではアメリカ人の団体さんもいらっしゃいました。アメリカ人もオーロラ好きの人が増えてきたのでしょうか。
あまり増えすぎると、ホテルや航空券の手配が大変になるので困りますが......。

オーロラ・ロッジに到着すると、先客が2名(こちらは日本人の母娘連れ)いらっしゃいましたが、自分達3名を加えても5名。昨日以上に少人数です。加えて昨晩以上にオーロラが不発。

その代わりと言っては何ですが、シータックがスゴク元気!バーガとケンカさながらにじゃれあってます。
誠さんがiPodで音楽を流し始めると一緒になって歌い始めるし!(シータックのレパートリーは、行った時のお楽しみということで、ここではナイショにしておきます)

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昨年の4月にホームページで見たときはソファの隣にたたずむ「ちっこい犬」だったのですが、9月にシータックを初めてナマで見たときは1メートルくらいの大きさになっていて「成長したな~」という印象。それが3月には身長1メートル50以上!体重も相当ありそう。一目見た瞬間、「でかっ!」という印象です。亜希子さんによると「まだまだ大きくなる」のだとか。
ヤンチャ盛りのシータック、今後の成長が楽しみです。まずは、お客さん用のクッキーに手を出すのは止めようね。

ロッジの中で亜希子さん、誠さんとの会話を楽しんでいると、あっと言う間にツアー終了の午前2時30分。楽しい時間は過ぎるのも早いものです。帰り支度を始めると、申し訳程度のオーロラが出ましたが、ブレイクはせず。そのまま撤収となりました。

誠さんにホテルまで送っていただき、「また来ますね~」と再会を約束してお別れです。

良心的な!?タクシー

この日はフェアバンクス滞在の最終日。前回、前々回とお土産として持ち帰ったSanta's Smokehouseのスモークサーモンを調達しに行かねばねりません。
ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらい、Santa's Smokehouseへ。

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そのときのドライバーさん(以下、ド)と、たけなべ(以下、た)のやりとり。

ド:「どこまで行くの?」
た:「サンタズスモークハウス」
ド:「それどこ?住所は?」
た:「ここ」(と、言って「地球の歩き方」のページを開いて指差す)
ド:「わかった」

「Santa's Smokehouseって有名なのかと思ってたけど、そうでもないのかな~」なんて思っているうちにSanta's Smokehouseに到着。料金を払って降りようとすると、

ド:「ここの店は旨いんだぜ!俺も何か買い物するから、ゆっくり買い物しな!!」

「え~!住所聞き返すぐらいだから、ココ知らなかったんじゃないの?」と不思議がっていると、それを尻目にズカズカと店内へ入り、試供品のサーモンをつまみ食い。それにとどまらず、冷蔵庫からソーセージを手に取ったかと思うと会計を済ませる前に封を切って食べ始める始末。。。おいおい大丈夫か?と思っていると、店員さんと笑いながら会計してる。。。

なんだ、常連さんなんじゃん。

お店に来たのは前々回のお正月以来だったのですが、その時と比べるとYukon Kingが少なく、たけなべ が10個ぐらいピックアップすると、残りはSockeye(紅鮭)ばかりになってました。3月末はオフシーズンなのでしょうか...。
会計を済ませて帰ろうとすると、ドライバーさんが、たけなべのボックスをヒョイと持ち上げてタクシーへ。外で待ってれば待ち時間分の料金も取れるのに、良心的なのかな?この、ドライバーさん。

ド:「ほかに行く所は?ホテルに帰るかい?」
た:「うん、ホテルに帰る」
ド:「ここのバッファローのソーセージはうまいんだ食べるかい?」
た:「サンキュー。(一口食べて)うん、うまいよ。ところで、この店知ってたの?」
ド:「店はよく来るけど、店の名前知らなかったんでね(笑)」

見ていても、話をしてても楽しいドライバーさんでした。

食事を済ませた後は午後10時まで仮眠(6時間も寝ていたので、仮眠というには長すぎますが...)をとって、午後10時30分にホテルのロビーへ。この日は半年ぶりのオーロラ・ロッジです。
ロビーで待機していると、誠さんが出迎えにいらっしゃいました。たけなべの苗字は「よくある名前なので、名前を聞いただけだと思い出せなかった」そうですが、顔を見るなり「お久しぶりです」と声を掛けていただいたのは嬉しい限りです。

他のホテルを回って数名の方をピックアップした後、オーロラキャビンへ向かいます。今日のメンバーは、一人旅の学生さん2名、学会に出席されている先生1名、外国人の方1名と自分の計5名。キャビンに到着するとご夫妻のご友人が数名遊びにきていらっしゃいました。半年振りのオーロラ・ロッジは、少人数でアットホームな雰囲気。これまで直行便でしかお邪魔したことが無く、いつも40名近い大人数だったので、これはとても新鮮です。
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オーロラツアーのスタート時間を遅らせるあたりも、細かい心遣いに恐れ入ります。オーロラツアーは午後10時出発が普通ですが、今年からアメリカの夏時間が3月の第2月曜日からに前倒しになったため、試験的に30分ほどスタートを遅らせているのだとか。オーロラが活発になる時間に夏時間は関係ないですから、1時間遅れとすべきところなのかもしれませんが、1時間遅れだと翌日のスケジュールにも影響しますし、30分遅れのスタートは絶妙です。
そのほか半年前から変わったことといえば、テレビが新しくなっていたこと、トイレの調子が良くなかったことでしょうか。心配していた宿泊ロッジは2階建てになっていたものの完成はしておらず。

今年のフェアバンクスは気温が低い上、例年に比べると雪が、かなり少なかったとのこと。
いつもなら雪が断熱材の役割をしてくれるので、水道管が凍結したりすることは無いそうなのですが、今年は何度も凍結してしまったとのこと。

「トイレの調子も良くないので、小さい方なら男性は外で...」(誠さん談)。

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肝心のオーロラはといえば、昨晩以上に遠慮がち。
自ずとみなさんとの会話に花が咲きます。

興味深かったのは学会に参加されている先生のお話。
その先生が参加されている学会というのが、なんとオーロラに関する学会なのだとか!

昨晩スキーランドで撮影したオーロラの写真を今日の学会で見せたら盛り上がったというお話や、太陽風とオーロラの関係やオーロラ予報が当たる確率のお話とか。
オーロラのしくみはインターネットで聞きかじっておりましたが、専門家の方から興味深いお話を直接聞く機会ができて、感動してしまいました。

結局、2回ほどのブレイクがあったのですが、明るさも時間も昨晩に及ばず。タイムリミットの午前2時30分になって下山することに。残念。。。

アイスアート

この日は昨晩のスキーランドでご一緒した一人旅の学生さんに誘われて「アイスアート・チャンピオンシップ」へ。
大小さまざまの氷の彫刻が展示されていて、現地ガイドさんからもオススメされていたイベントです。

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本当はライトアップされた夜が良いらしいのですが、3月になると午後8時くらいにならないと暗くなりませんし、午後10時からはオーロラツアーに行くこととか考えると、夜に行くのは難しいかな~~ということで、お昼前にはホテルを出発。

「アイスアート・チャンピオンシップ」は毎年参加される日本人の方もいて、今年は1stPlaceを獲得したのだとか。
少し前に行ったという現地ガイドさんに見せていただいた写真には氷で出来ているとは思えないほど繊細な細工が施されたカマキリの写真。期待に胸躍らせていたのですが......。
ここ数日の陽気で崩れてしまったようでして、原形をとどめておりませんでした。残念。。。
札幌雪祭りでもそうですが、この種のイベントは訪れる時期が難しいです。早すぎると未完成の作品があったり、遅すぎると崩れてしまう作品があったり。。。

その他の彫刻も細かい細工が崩れていたものがありましたが、原形をとどめてくれていた物も多くて、かなり楽しめました。

アイスアートを見た後は、フレッドマイヤーで買い物をしたのち、ホテルに帰って昼食兼夕食。

この旅行で初めてビールも頂きました。思わずオカワリ!

久々のスキーランド

4日間の北極圏ドライブは、乗っていただけなのに疲労困憊。
ホテルの部屋に入ると、そのままベッドに倒れこんでしまい、目が覚めたのは午後9時過ぎでした。

慌ててオーロラツアーの準備をしてホテルのロビーへ。今日のツアーは10数名でスキーランドに向かうらしい。
1年2ヶ月ぶりのスキーランドは相変わらず窓の無い駐車場横のロッジでモニターを見ながらオーロラの出現を待つというスタイル。到着直後はトロイ君が顔を出してたけど、あとはガイドさんたちに任せきり。

ホットチョコレートは品切れ、オーロラが出現しても記念撮影無し。。。って、いくらなんでも手を抜きすぎではないかい?

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全方向ガラス張りの下のロッジは、灯りがついているだけでストーブも無し。個人的にはこっちのほうが好きなんだけど...。

昨年、上のロッジにカウンターとかが移動していたので、建て替えるのかと思いきや何の変化も無し。
果たして次に訪れたときは、どうなっているのだろうか...。

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結局、この日のオーロラは小ブレイクが数回。
初めて見たという方々は、結構感動しておられましたが、たけなべ的には昨日よりは良いかなという程度。


この日は北極圏ドライブの疲れもあって写真を何枚か撮影しただけ。あとはロッジの中でモニターに映されるオーロラを見ながら、まったりとしておりました。。。

オーロラ予報どおり

この日のオーロラは、北の空に出ているもののブレイクは無く時間が経過。

今日はもうダメかもね。。なんてあきらめかけていたところ、午前0時30分ぐらいからブレイク!
東の空でブレイクすると、今度は西の空でもブレイク。チョット明るさが足りないのが残念ですが、北の空から上空にかけて光のカーテンが幾重にも棚引いて、幻想的な雰囲気を醸し出します。

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その後、何度か小ブレイクを繰り返して、午前2時前には収束。到着初日のオーロラ観測は終了となりました。

一昨年に見たオーロラほどの明るさが無いのが残念ですが、とても良いオーロラが見れました。オーロラ予報や28日周期説に従って出発日を1日早めたのが正解でした。
帰りの車の中で「今日のオーロラは今までに見たオーロラと比べてどうでした?」と現地ガイドさんに聞かれましたので、掛け値なしに「良いほうだと思います」と回答。

太陽活動が低調な年なので、ここまでのモノが見えるとは。
やっぱり日程を1日前倒しして正解でした。

帰りの車中ではスーツケースのことが再び気掛かりになりましたが、ホテルに戻ると目の前にアラスカ航空のバンが停車しています。ひょっとして!?と思って車の荷台を覗いてみると......、ありました!自分のスーツケースが!!

こんなに遅れてと文句の一つも言いたくなるところですが、最悪の事態を覚悟していただけに嬉しい気持ちが押し出され、スーツケースを持ってきてくれたアラスカ航空の職員の人に思わず「ありがとう」と言ってしまいました。

これで安心して熟睡できます......。

初めてのオーロラハウス

午後10時になりホテルのロビーに行くと、見慣れた防寒着の集団が10数名。
本日ご一緒する方々のようです。しばらくすると馴染みの現地ガイドさんが登場し、オーロラ観測へ出発です。

「たけなべ さん、スーツケースが届かなかったそうですね。よかったら、この三脚使ってください」と現地ガイドさん。
レンタル用の三脚が余っていたので貸してくださるとのこと。ありがたく、使わせていただきます。

途中、アラスカ鉄道の貨物列車につかまり踏切で停車。
こんな夜遅くに貨物列車というのは珍しいとのこと。やはりパイプラインのオイル漏れで輸送物資が増えている影響でしょうか。

「けど、オーロラツアーに行くとき踏切を通ったこと無かったような...」と思っていると、車窓からの風景は見覚えの無いものばかり。「いったい何処に連れて行かれるの?」と不安に思っていると「到着しました~」という現地ガイドさん。
車を降りると、これまで訪れたことの無い初めての場所。

この日、案内されたのはA&Pが所有するオーロラ・ハウスという場所で、写真家の柳木昭信さんが滞在中はオーロラ撮影ツアーに使用されているとか。
2階建てのハウス内はアットホームな雰囲気で、ホームステイ先のリビングでオーロラ鑑賞をしている感覚。リビングにはインターネットに接続しているパソコンもあって、オーロラの様子をパソコンでチェックしながらオーロラを待てるのも魅力です。

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フェアバンクスに居るのに日本のサイトでオーロラの様子をチェックするなんて、なんだかおかしな気もしますけど...。

初めてのロストバゲッジ

飛行機を降りて階段を降り、スーツケースを受け取るためのターンテーブルへ。フェアバンクス空港の国内線って、ターンテーブルがセキュリティエリアの外。

「乗客以外の人が持ち逃げしたりしないのかな~」なんて思いながら、ウロウロしているところに「たけなべ さんですか?」との日本語。A&Pの現地ガイドさんに無事合流することが出来ました。
すぐに合流できたので、使う機会を逸してしまったようでしたが「たけなべ様北極圏ツアー」のボードまで用意していたようで...。ありがとうございます。

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初めてのシアトル経由もトラブルフリーで到着できて良かった~と安心したところに現地ガイドさんからひとこと。

「スーツケースが届いてないみたいですね~」

たしかに自分のスーツケースが出てきてないのにターンテーブルは停まってしまっています。初物尽くしの旅行で、まさかバゲッジクレームも初体験とは...。

現地ガイドさんがアラスカ航空に問い合わせていただいたところ、「アンカレッジまでは来ている。次の便で持ってくる」とのこと。「次の便で別のお客さんを出迎えに来るので、一緒にピックアップしてお届けします」と現地ガイドさん。

頼りにしてます。。。

スーツケースを受け取れないまま空港を後にしてホテルへ移動。
滞在中の簡単な説明を受け、レンタルの防寒着を受け取ったあとは自由行動。......といってもスーツケースを受け取っていない状況では自由に動き回る訳にも行かず、まずはパソコンを取り出してインターネットでアラスカ航空のフライトをチェック。「次のフライトは2時間後だから、午後8時くらいにはスーツケースも届くだろう...」。

軽めの夕食と仮眠を済ませてホテルの部屋でマッタリとテレビを見ているとドアをノックする音。
待ってましたとドアを開けると、そこには現地ガイドさんが申し訳なさそうに立っています。「次の便でもスーツケースが届いてませんでした」とのこと。明日のドライブ出発までにアンカレッジからの便がいくつかあるので、翌朝あらためて空港までチェックに行ってくれるそうです。
ただ、今晩のオーロラツアーまでには届かないことが確定。

ガ: 「たけなべ さん、オーロラツアーで必要なものとかスーツケースに入っています?」
た: 「......三脚......」

スーツケースの補修

この日は朝6時に起床して身支度と荷物の整理を開始です。
午前6時半にはモーニングコールがあるはず。。だったのですが、なぜかモーニングコールは無く、午前7時すぎに現地ガイドさんから「モーニングコールが鳴らなかった部屋があったみたいなのですが...」という電話。はい、大丈夫です。もう準備済み。

出発時刻の午前8時少し前にロビーに下りると、そこにはガムテープを持った現地ガイドさん。
「亀裂の入ったスーツケースをそのまま預けるの不安だな~」と心配していたのですが、その場でガムテープを貼って応急処置。
「けど、このまま気付かれずに預けることできたら、成田で気付いたことにしてJALさんに修理してもらえないかな~」などというヨコシマな気持ちも修復されてしまいました。。。

移動のバスの中で帰りの飛行機の搭乗券と、オーロラ観測証明書を現地ガイドさんから受け取ります。
これで証明書は3枚目。天候にもオーロラにも恵まれ、この証明書を毎回もらえることに感謝です。

現地ガイドさんが搭乗までの手順を説明するうちにフェアバンクス空港へ到着。すでに帰りの飛行機も到着しています。
フェアバンクス空港は拡張工事中で、舗装が剥ぎ取られた個所が目に付きます。ここでも冬の訪れを前に突貫工事中。。大丈夫か!?と思ってしまいます。
それ以上に熊谷さん家の宿泊ロッジが心配ですが。。。

頼んでおいたサンタズ・スモークハウスのスモークサーモンを空港で受け取り、スーツケースと一緒にチェックイン。
今年のお正月はセキュリティチェックでスーツケースを見事なまでに開けられましたが、今回は大丈夫だった様子。
現地ガイドさんにお別れのご挨拶をして、セキュリティチェックへ向かいます。

「また来ますね~」

市内散策

この日の起床は午前10時すぎ。さすがに昨日の疲れが残っています。

お店に食べに行くだけの気力も無く、ブランチとして日本から持ってきたアルファ米、アンカレッジのスーパーで買ったシリアル、オレンジジュースで、食事も軽く済ませました。

その後はホテルの近所を散歩。まずはホテルの前にあるゴールデンハートパークへ。ここは冬のツアーでも市内観光で訪れる場所ですが、夏に来ると同じ場所!?と思えるほどです。銅像って周りは噴水になっていたんですね。

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銅像を見た後はビジターセンターへ。アンカレッジのビジターセンターもそうでしたが、フェアバンクスのビジターセンターも屋根には一面の芝生が生えています。スタッフの人に聞いてみると、アラスカは永久凍土が多くて地面では植物が育ちにくいので、昔から屋根の上を畑として使っていたそうです。おまけに土が断熱材の役割も果たして冬でも暖かいのだとか。

公園前でしばらくボーっとしていると目の前に観光バスが。
降りてきたのは日本人の観光客。別のツアーの人たちが市内観光をしているようです。

間違われないように、そそくさとその場を離れて対岸のイマキュリッツ・コンセプション教会へ。現地ガイドさんから「お願いすれば中を見せてもらえる」と聞いていたのですが、正面の入口は閉まっていて、どこから入っていいのか判らず断念。
アラスカ鉄道の旧フェアバンクス駅まで歩いて行き、このあとベントリーモールまで行こうかとも思ったのですが、今の体力だと歩いて往復するのはツライかなと思い、おとなしくホテルへ戻りました。

いい感じのオーロラ

「カメラ講習会」もひと段落して、本格的に写真を撮り始めたのは午前0時過ぎ。オーロラも落ち着いてしまい、誠さんが撮影した記念写真のスライドショーが始まるということでツアー参加の皆さんがロッジの中に入られましたが、「下手な鉄砲を数打って当てる」が身上の自分としては引き下がるわけには行きません。構図を変えつつ1時間あまり。何度か明るくなったり、動きが出たりしたので結構いい写真が撮れました。

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ふと気付くと、「クゥーン、クゥーン」という犬の鳴き声が。。。どうやらシータックのようです。
シータックを初めて見たのは熊谷さん家のホームページで4月の初旬。亜希子さんの隣に寝そべるカワイイ子犬って感じだったのですが、半年も経たないのに体は大きくなり、すでにロジャー並みの大きさ!犬の成長って早いものなんですね...。
ただ、精神面はまだまだ子供。誰かが周りにいるときは凛として物静かな逞しい出で立ちなのですが、周りに誰も居なくなると人恋しそうに鳴き始めます。次に会うときまでには、もっと大人になれよ、シータック。

記念写真のスライドショーも終わった頃、ロッジの外でオーロラの様子を監視していた現地ガイドさんが「良いのが出てきましたよ~」と声を掛けてくれました。
「どれどれ~」と外に出てみると、ホントにいい感じでオーロラが拡がっています。たけなべ も一度はカバンにしまったカメラを再びセットし、オーロラの撮影再開。

ほどなくしてタイムリミットの午前2時となり帰り支度を始めたところ、「ワー、すごい」という歓声が!「何事?」と思い、木陰を見ると、ついさっきまでおとなしかったオーロラがブレイク中!
送迎の車に乗り込む直前だったのですが、しばし足を止めてみんなで見とれてしまいました。

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デナリを出発するとき「これで良いオーロラが見れれば、パーフェクトですね」と現地ガイドさんと話したことが現実になるとは...。ホントに忘れられない1日になりました。

結局、ロッジ出発は2時30分頃。「出発があと1時間遅ければ、いい写真も取れたのに...」と、思ってふと思い出したことが...。9月のアラスカって、まだ夏時間。午前2時ってことは、冬時間だと午前1時。オーロラは夏時間なんて関係ないから......。
......って、来年から秋のオーロラツアーは、午後11時開始~午前4時終了にしてっ!と思ってしまいました。けど、そんなことすると翌日の日程調整が大変ですもんね~。ただでさえ、超過密スケジュールなのに。。。

ホテル到着は午前3時15分ごろ。さすがにグッタリで、部屋に戻ったとたん夢の中へ。。。

カメラに詳しいスタッフ?

ホテルに到着した後、インターネットに接続してメールをチェックしていると、もう時計は午後9時を回っています。急いでオーロラツアーの準備(といっても防寒用下着と厚手の靴下を履くだけですが...)をしてバスに向かうと、すでにほとんどの人が乗車済み。
朝早くから移動しっ放しだというのに、みなさん気合がみなぎってます。

いつものオーロラツアー通り、バスは45分ほどでクリアリーサミットに到着。ここで熊谷さんのロッジからの迎えのバンに乗り換えます。北の空には午後11時だというのに薄明が残り、薄っすらとですがオーロラも出始めています。迎えのバンに乗り込んだところ、たまたま助手席となり、思わぬ形で誠さんと再会。

「あっ、お久しぶりです。そういえば今日でしたね...」

ロッジには5分ほどで到着。玄関ではローガンとシータック、ロッジ内では亜希子さんのご両親に出迎えていただきました。

誠さんからロッジでの過ごし方に関する説明が終わって「さあ、いよいよオーロラ観測!」と外に出ようとしたところ、笑顔とともに目の前に差し出されるカメラ。「オーロラの撮り方教えてー」とオバサマのひとこと。そういえばバスの中で「ロッジではカメラに詳しいスタッフがおりますので...」と現地ガイドさんが行っていたようなと思い、心当たりの人物を探したのですが見当たらず。。。
熊谷さんご夫妻や、亜希子さんのご両親もお忙しそうでしたので、カメラを拝見することに。
マニュアルモードに設定して~、フラッシュはオフに設定~、絞りをできるだけ明るくして(よしよし、F2.8にできるよ)~、ISOはできるだけ高くして(おー、このカメラはISO1600まで行けるのか!)、シャッタースピードは(ISO1600なら)15秒くらいで良いかな~。
「これで撮ってみて、写らないようなら露出時間を長く、明るすぎたり手ぶれが気になるようなら露出時間をみじかくしてくださいね~。あと、三脚をお持ちで無いのでしたら、デッキの手すりにカメラを置いて撮ると手振れが抑えられますよ~」と送り出すと、目も前には次のカメラが......。

いつの間にか、自分の前には長蛇の列。カメラの詳しいスタッフって自分のコト!?と思いつつ、断りきれずに設定することに...。
途中からだんだんレベルも上がってきます。文字表示だけで設定内容を表現しているデジカメ、マニュアルモードが無く夜景モードしかないデジカメ、(さすがにダメでしたが)夜景モードさえも無いデジカメまで......。結局、10台くらい設定したでしょうか...。

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30分ぐらいして外にでてみると、デッキの手すりにカメラを置いてシャッターを切り続ける人、人、人。
「あっ、お兄さん!取れましたよ~、見て、見て!」という方もいれば、「うまく撮れないんですけど~」とか、「メモリが一杯になっちゃって~」とか、「電池切れちゃって入れ替えようと思うんだけど設定消えない?」とか。
そのたびにロッジの中に入って設定を確認したり、不要な写真の削除をお手伝いしたり...。

思わぬ形で、最近のデジカメに少し詳しくなれました。
けど、自分のカメラで写真を撮る暇がありません...。

モーニングコールの後に...

最終日の帰国の準備は、昨年以上に慌ただしいものになりました。

ホテルの帰着は午前3時と昨年より早いものの、帰国便の出発時刻に合わせてホテルの出発は昨年より1時間以上も早い朝5時45分に設定されています。

スーツケースの整理はオーロラツアーへ出掛ける前に済ませておきましたが、レンタルの防寒着をカバンに詰め終わったのは午前3時30分ごろ。午前4時にはモーニングコールが鳴りました。

モーニングコールの後に1時間ほど仮眠を取って、すぐに出発です。。。
モーニングコールの後に仮眠を取るって、モーニングコールの意味ないんですけどね。。

ホテルのロビーには集合時間ギリギリの5時40分に到着。
現地ガイドさんから帰りの搭乗券とオーロラ証明書を受け取り、ホテルのフロントで昨日購入して預けておいたスモークサーモンを受け取るとすぐにバスへ乗車。

自分たちが乗り込むと、バスはすぐに出発して5分ほどで空港に到着。
すぐにチェックイン。チェックインのあとは荷物検査。。。

今年はチェックインカウンターのあるロビー内でスーツケースのチェックをしています。
自分たちのスーツケースがスルーされるかと見守っていると、自分のスーツケースと、母上のスーツケースがX線検査で引っかかり、目の前で開けられます。
ああっ!衆人環視のもと恥ずかしい。。。って他人は誰のスーツケースか判らないんだけど。。。

どうやらデジカメ用の外部電源とアルファ米が問題だった様子。
昨年のカイロと違って没収されること無く、スーツケースに詰め直してくれました。よかったぁ。


お世話になった現地ガイドさんにお別れの挨拶をして...と思って周りを見渡すと姿が見えません。
すでに入れ替わりの便で到着したツアー客のお出迎え中。「今年もしっかりと挨拶せずにお別れ...」と後ろ髪を引かれつつ手荷物検査のセキュリティゲートへ。

日本人の方がスタンバイされ、交通整理にあたっておられます。
この人、どこかで見たことがあるな~と考えること数秒、「あ、河内牧栄さんだ!」。
『地球の歩き方』にも登場する有名なガイドさんがセキュリティゲートの案内役なんて。。。

「使い捨てカイロは金属探知機に引っかかりますので、ポケットから出してください」と牧栄さん。ポケットに入れるどころか「貼るタイプ」を足腰に貼り付けている人が続出。姉上と母上も大慌てで使い捨てカイロを剥がしています。
そのままゲートに向かっていたら、きっと長い行列を作っていただろうに。うーん、さすがにナイスなアドバイス。

ようやくセキュリティゲートを通過したと思ったら、今度は母上の手荷物がチェックに引っかかった様子。
「今度は何?」と思っていると、検査官の人はカバンの中から粉薬を取り出して機械に押し当て「OK」のサイン。

カバンの中の粉薬まで検知するなんて、アメリカのセキュリティチェックはスゴイ!と感心してしまいました。

ようやく小ブレイク

夕食を済ませたあと、少し休みを取って午後10時からスキーランドへ。

ここまで満足できるようなオーロラが見ることができていないだけに今日は少し気合が入ります。
天候は問題なし、あとはオーロラの出現を祈るのみ。

スキーランドに到着すると、気合が天に通じたのか、すでに東側の空にオーロラが出現しています。

今日も「写真撮ってきていいよ~」という、ありがたい姉の言葉を受けて家族と離れて別行動。姉と両親は"サブ"ロッジの窓際をGetしに行った模様です。
たけなべ は、撮影場所を探して徘徊。しかし明るいオーロラの出ている東側には既にたくさんの三脚が立っていて、良い場所がありません。仕方なく人の少ない場所に移動して撮影開始。

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それでも良い場所が確保できるあたりは、さすがに敷地の広いスキーランド。


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撮影を開始して1時間するかしないかのところで、小さなブレイクを開始。
明るさは弱いままで30秒の露出で、ようやく写る程度でしたが、今年のツアーではここまでで一番動きのあるオーロラです。

その後、午前2時までに2回ほどの小ブレイク。
昨年のオーロラと比較すると見劣りしますが、ようやく満足できるオーロラが出てくれました。

両親も姉も「今日来て良かった」と満足した様子。よかった。。。

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