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自然の摂理

昼食後もリチャードソンハイウェイを更に北上。

道の両側は延々とスプルースと白樺の混生林が続きますが、ところどころスプルースが白く立ち枯れた場所が点在します。

立ち枯れたスプルース

ここ数年、アラスカでは松食い虫が異常発生していて、あまり対策も取らないので被害が拡大しているそうです。
松食い虫は気温が低いと死滅するので、地球温暖化が異常発生の一因になっているのではないかと言われているのだとか。

アラスカでは山火事も民家に被害が及びそうにならない限り、自然に鎮火するの待つと聞いたことがあります。
松食い虫も「自然の摂理」と割り切って、人の手を加えて対策することには消極的なのだとか。

まあ、それだけならまだ納得だけど、アラスカってゴミの分別もしないんですよね。
燃えるゴミも、燃えないゴミも、ビンも、缶も、全部一緒のゴミ袋に入れて埋め立て...。

そこまで行くと、自然の摂理に任せてるって言うより、単にルーズなだけって気もしないでは無いですが...。

アラスカに行くと環境問題について、いろいろと考えさせられます。

WORLD RECORD

この日はデルタジャンクションのレストランで昼食を取る予定だったのですが、スケジュールが少し押し気味なので、スーパーマーケットで昼食を調達することに。

なぜ、スーパーにクマの剥製。

デルタジャンクションのスーパーマーケットに入ると、でっかいクマの剥製がお出迎え。
プレートには「世界一大きなコディアックベアの剥製」って書かれています。
飾られている剥製がホントに「世界一」かどうかは眉つば物ですが、スーパーマーケットにクマの剥製を飾るという発想はスゴイですよね。

で、たけなべ はローストビーフサンドを購入(さすがにパンケーキは回避...)。
車で更に30分ほど走ったタナナ川を見下ろすビューポイントでお昼をいただきました。

このポイントは「晴れればアラスカ山脈の山も見える良いポイント」(安藤さん談)なのですが、この日は残念ながら雲がかかっていました。
それでも日本では滅多にお目にかかれないような絶景です。
こんなビューポイントがゴロゴロしているアラスカって、やっぱりすごい。

パイプライン大好き~

アラスカ山脈を通過して、しばらく走るとパイプラインのビューポイントに到着。

プルドーベイからフェアバンクスを経由してバルディーズに至る石油パイプライン。
コッパーセンターからデルタジャンクションまで、ほぼハイウェイと並行して設置されているのですが、洪水対策などの理由で地下に埋設されている区間が多くて、ここまでほとんどお目にかかっていません。
パイプラインと並行してドライブできるっていうのが、このツアーを選んだ理由の一つだったのですが...。

ここのビューポイントはパイプラインが地下から出てくる場所。ということは、パイプラインのパイプそのものに触ることができます。
フェアバンクスの市内観光で行く場所も、パイプラインの真下まで行くことができますが、パイプの位置が高すぎて台座までしか手が届かないですから...。
パイプライン好きの たけなべ としては堪らない場所です。

手を伸ばせばパイプラインに触れられます...

ということで、思わず抱きしめてしまいました。

延々と丘の向こうまで蛇行していくパイプラインは、壮大な自然に対して畏敬の念を抱きつつも、経済成長のために開発を進める矛盾を凝縮したような光景です。

パイプラインの見学を終えて車に戻ると、入れ替わりでフェアバンクス方面から観光バスが到着。

思わず「わざわざこんなとこまで良く来るよね」と言ってしまいましたが、一瞬間をおいて「あ、自分たちもか......」と気付きました。

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